■第5回キンボールワールドカップ2009■

事務局旅日記その5

10月29日(木)

この日は昨日より練習時間がさらに1時間遅くて11時30分からということで、かなりゆっくりめ。近くの川まで散歩に。いろいろ店を探したが、結果的にマクドナルドとサブウエイ以外は前々日と同じ店しかなかった模様。結果その店に入る。前回の失敗を踏まえて基本系のパン、卵、ソーセージ(またはベーコン、ハム)、ポテト、フルーツ、コーヒーにする。満足。毎日ゆっくり食事ができるのは幸せだ。


11時30分より練習開始。

私は昨日できなかった、明日にせまった国際キンボール連盟のミーティングでの次回開催地としての日本および宝塚市のアピール文を煮詰める。概ねできあがった。


14時より別のミーティングのため、会場に一人残る。

会場の中の売店でサンドイッチを食べる。購入して食べていると地元のスケート教室の小学生数人に話しかけられる。現地では基本フランス語を使い、日本と同じように学校で英語を習うため、小さい子は英語がほとんどできない。たどたどしい会話を繰り広げる。「キンボール?」「そう」「ジャパン?」「そう」「今日、試合?」「あるよ。」「勝つ?」「今日はまだ試合してない。」「?」「…試合、夜。」「勝つ?」「勝つよ!」「わー」的なワンワードでコミュニケーションを30分ぐらい広げた。とても熱心な子どもたちだったのでおもしろかったけど、ちょっとつかれた。

15時 ミーティング終了、一旦ホテルに戻る。

夕刻、バスでとんぼ帰りのように、体育館へ戻る。

 


今日は試合が早い。18時より女子第2戦。カナダ/スイス/日本。カナダ強し。レベルがまるきり違うわけではないが、要所で決められる。ストレートでカナダ3ピリオド奪取。スイスとこの試合の2位決定戦。2チームの戦いは実力差が出やすい。これは順当に5-1で延長戦を制す。



続いて、男子。男子もカナダ戦。デンマーク/カナダ/日本。善戦はしたが、結果この試合2位に終わる。秘密兵器も長旅のせいか、あまり目立つことはできなかった。



松井ディレクターのおかげもあって、ベルギーのジュニアが多く日本選手団と一緒に応援してくれた。理由は後述。

一名熱っぽい者もいる。また男子、女子ともに披露困憊の模様。このまま帰るか他国の試合を見て帰るかを、一任したがその判断(このまま帰る)の報告がなく流れ解散になりかける。指示の出し方が不明瞭だったと反省する。



今日、さらに1名スタッフ合流。選手団デイレクターの中島さん。ケベックのスタッフ、高見団長がモントリオール空港まで出迎え。中島デイレクターは次回のワールドカップの開催地、兵庫県宝塚市の青年会議所の方で、今回は視察のため駆けつけてくれた。
明日、国際キンボール連盟のミーティングで使用するDVDを持参していただいた。最終編集作業を行う。長旅でついたばかりの中島デイレクターには申し訳ないが、1時間弱作業していただく。完成!

みんなは体調管理も含めて今夜はおとなしくしておくとのこと。中島デイレクターの到着を歓迎する意味で、2人で一杯だけ飲みにでかける。てっとりばやく、自分たちの初日に行ったパブへ。この日は、街は週末に近づいたせいか、ハロウィンパーティの関係か、人が多い。小1時間でおとなしく退散。ホテルに戻って就寝。



また、この日はパークアクティビティなるツアーが組まれており、高見団長と松井ディレクターが視察を兼ねて参加した。今日はまさに「公園で遊ぼう」という企画でほとんど、ベルギーのジュニアたち。リーダー立会いの元、ゲームや鳥の餌づけなど行ったとのこと。松井ディレクターはここで、ジュニアたちとなんとかおにごっこして走り回ったらしい。そして軽いねんざをした模様。